本日のSpotCoolerの稼働状況の温度変化のグラフです。
ところどころ大きく飛んでいる部分はデータ取得の
エラーです。RearCellAirとある2番めのグラフの
センサ位置は暫定で赤道儀不動点下の外部にあります。
SpotCoolerの冷気はRearCellを冷却しますが
換気口は閉じているのでRearCell内部に冷気は
入りません。
この状態で明らかに主鏡温度は下がり始め
環境温度よりも低い状態で推移しています。
環境温度が主鏡温度を上回るのは19:30で
現在の火星の観測には充分な条件を
作れたことになります。
こんばんは、近内です。
返信削除恐ろしく面白く、勉強になります。
これは、15時20分頃からスポットクーラを
1時間稼働させたときのデータですね。要所
々々の温度変化が、まるで自分がセンサにな
ったかのように手に取るようにわかるグラフ
ですね。リアセルの温度急降下に引っ張られて
主鏡温度は30分ほどで環境温度を下回る。ク
ーラ停止後リアセル内面は後面に触れる外気で
やや急な温度上昇を見せ、40分ほどで主鏡温度
を上回り、環境温度から1℃低いレベルに迫って
行く。一方主鏡はリアセルの温度上昇に引っ張
られて温度が横這いになった後も2時間余りリア
セルよりも温度が低い状態を保ち、2時間半経っ
てようやく環境温度に下回られる。ということ
ですか。主鏡の熱容量の他に、コルクシートの
断熱効果も効いているのでしょうか。
RB星さんの2℃までOK説に従えば4時間近く
筒内気流を抑制できるかもしれないということ
でしょうか。凄いことです!
3時間ほどスポットクーラで冷やした私の41
cmシュミットカセはクーラ停止後1時間で筒内
気流が戻ってきましたから、根本的にヤバい要
素が残っているのでしょうか(ガビ~ン)。コル
クライニングしようかな。
とりあえず主鏡と、リアセル、環境の温度を把
握できるようにセンサの装着を急ぐつもりです。
またよろしくご指導ください。
何と言っても温度センサは必須です。
返信削除厚みのある主鏡は表面からだんだん冷えていくわけですが
冷却を止めたときの温度上昇を見ると、中まで冷えているかが
明確にわかります。
とりあえずコルクシートの断熱に関しては
今日のデータではわかりません。