2016/11/05

放射冷却システムプロジェクト(Radiative Cooling System Project →RCSP) RCSP その1

TECを利用した主鏡の冷却の試案を
制作プロセスを追いながらリアルタイムで
レポートして行こうと思う。
試行錯誤をしながらの部分もあるので
有効性が実証された場合には
しっかりしたレシピとしてまとめる予定。

基本方針は
SpotCooler あるいは TECの利用による SCT Cooling Projectの方針

に記述したとおりである。

TECのユニットは10月頭に入手したもの。
水冷TECユニット

入手したTECを仮にC14のRearCellに配置検討した。
写真のアルミテープは仮止めのため。

C14の現行モデルは曲面を多用しているので
ピッタリと収まる平面がない。
TEC素子は熱伝導接着剤で固定する。
TEC40mmX40mm

 冷却フィン底面は45mmX60mm

 放熱用小型ファン40mmX40mm


鋳物は120度対称なので3Unitがちょうど収まる。

冷却ユニットを機械的に固定する方法を考えたが
曲面が多くネジ穴を開けない方針では
複雑になるのでとりあえず接着を基本方針とする。
熱的な伸縮が大きいので補助的な固定が
必要になるかもしれない。

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