2017/01/29

土星 20170125


  土星の今シーズン初観測。高度16.5度。ADCの効果は大きい。
  カッシニがはっきりと撮像できた。
 土星はどんな悪条件でも見えるだけで楽しい。

2017/01/26

木星 20170125


GRS南縁がMethaneDarkNEBは全体に活発。NTB南縁の赤味が顕著。

  ようやく多少のディテールが見える画像が得られた。

2017/01/25

火星 20170125


   SPCが明瞭。北極周りに薄雲。視直径5.2"
   シーイングは良くディテールが現れた。

 観測を予定していなかったが冬型が緩みつつあったので
 準備を始めた。
 15:19 Dome Open SpotCooler ON
 16:51 SpotCooler OFF TEC ON
 かなりギリギリのタイミングだったが
 1.5時間で主鏡温度を環境温度より下げることができた。
 

2017/01/23

木星 20161231 IR685画像


mid-SEB outbreak のIR685連続画像。
GIFアニメの元データよりMethaneの観測に近い時刻の
4画像を抜粋した。

木星 20161231 IR及びMethane画像のアニメーション


2016:12:31 19:40~21:23 の IR685画像

2016:12:31 19:52~21:28 の Methane画像

Methan画像でのmidSEB-outbreakの初期の短期的な変動
(近内さんご指摘)を見るために
IR及びMethane画像のアニメーション化を試みた。
ともに体系IIのwinJupos展開マップ。

Methaneは以下の4時刻の展開図より作成。
1952.6,2033.4,2112.3,2128.0 UT

IRは以下の6時刻の展開図より作成。
1940.2,1948.5,2022.2,2029.8,2042.5,2055.3 UT 

2017/01/22

木星 20170121


mid-SEB outbreakの前縁部が明瞭。IRではかなり複雑な乱流が認められる。
MethaneDarkの暗班が連なる。
NEBOvalが明るい。MethaneBright

相変わらずシーイングは良くない。なんとか使えるデータは
1セットのみ。

2017/01/21

火星 20170121

SPCSolis Lacusが明瞭。視直径5.3"

冬型は続きシーイングは良くない。
薄明の間がやはり撮像のチャンス。
本日は観測を決めたのが遅くなり
15:11 SpotCooler ON
16:29 SpotCooler OFF TEC ON

2017/01/18

20170118木星観測→火星観測時までの温度変化測定グラフ(TEC)

昨日夕刻の火星観測から(一部昨日の報告に重複)
今朝の木星観測→今夕の火星観測までの温度変化。

1/17 12:50 TEC ON
1/17  17:00   火星観測開始
1/18 04:00 木星観測開始
1/18 06:30 観測終了・TEC OFF・寝袋巻
1/18 12:00 TEC ON・TEC部除き寝袋巻
1/18 17:00 火星観測開始・寝袋巻OFF
1/18 18:00 火星観測終了・TEC OFF・寝袋巻TEC部除きON

RearCellTempの12:51のデータはノイズ。

寝袋巻で1/18昼間のRearCell/主鏡温度の上昇は抑えられた。
12:00のTEC運転後はDome内の温度が上がっているため
RearCell温度が4℃差低い状態で追随。
主鏡温度は下がらない。
観測時には1℃以上主鏡温度が環境温度より低い状態を保つ。




火星 20170118

SPCが明瞭。Solis Lacusが見え始めている。
Tharsisの火山トリオ、Olympica山がかろうじて確認できるか
微妙なところ。視直径5.3"

かなりシーイングは良い状態。冬型が崩れて
移動性高気圧になった。
早朝の木星観測後、TECをOFF
寝袋巻の状態で保冷し昼にTECをON
そのまま連続運転。
筒内気流はまったくない。

木星 20161231

mid-SEB outbreakMethane画像。

報告が遅くなってしまったがMethaneの画像が少ないため
未報告データから追作成した。

木星 20170117

mid-SEB outbreakがよく分かる。MethaneBrightAreaが明瞭。

久し振りの木星像。ようやくなんとか詳細が把握できる
像が得られた。好シーイングの窓は短時間だったため
Color+IRは1セットのみで、Methaneは時間間隔が
空いてしまった。

2017/01/17

20170117火星観測時までの温度変化測定グラフ(TEC)


20170117夕刻の温度変化グラフを提示する。
12:53 TEC運転  それまでは寝袋巻
なんとか観測時まで環境温度より主鏡温度が
低い状態を保てた。
筒内気流は抑制できていた。

火星 20170117

SPCは小さくなっているが明瞭。Sirenumが中央、
ElysiumClatitasあたりが少し明るい。
視直径5.4"

久し振りになんとか良い画像が得られるシーイングだった。
相変わらず日没後まだ少し明るいうちに撮像可能な
シーイングになっているが急速に悪化する。
TECを13時頃より運転。

2017/01/13

シーイングの良いところ

シーイングの予測にはいろんなサイトが使われていますが
私はかなり以前からMeteoblueというサイトの有料セクションを
利用しています。予測は実験的なものと断っているだけあって
殆ど外れていますが、それなりにまとまった気象サイトなので
我慢しています。(Freeでも若干の制限と宣伝が入りますが
見られます。)

まずは私の住んでいる横浜市富岡の本日のデータです。
シーイングの予測の画面の一部

この一週間の気象変化(実際の観測記録)

これをCebuとBarbadosの2地点で同じ日時でとってみると

Cebu

Barbados


このサンプルがシーイングの良い場所の選択に使えるとは
思いませんし、今の時期が妥当だとも思いません。
しかし最も印象的なのは温度変化のグラフです。
低緯度地域特有で1日の温度変化が非常に少ないことが
わかると思います。これが安定した大気状態の証です。
シーイングの良い条件であるわけですが
筒内気流の制御にとっても外部温度変化が少ないことは
有利に働きます。

日本の環境に応じた柔軟で適応力のある筒内気流対処法が
必須な理由はここにあります。

ダミアンピーチ 氏の鏡筒冷却

誰でもご存知のスーパー天体PhotographerのDamian Peach氏
Barbadosに遠征したときの木星画像は特に
息を呑むほどの凄さだ。美しさを超えて荘厳ささえ感ずるものだ。

「このような凄い画像が得られるのはなぜか」という問に関しては
Damian氏自身があまりNet上でも語らないため
伝説ともいえる想像力たくましい風評が流れている。

「市販のSCTではなく選抜されたものを使っているに違いない。」
という話はもっとも代表的で、同じ鏡筒なのにどうしても
うまく撮れないというフラストレーションの裏返しともいえる。

Webサーフィン中に見つけたお宝写真があるので
ご紹介をします。かなり以前のBarbados遠征の
ときの写真だと思います。恐らく2005年で2006年には
C9.25からC14に鏡筒を大きくしています。
あくまで公開ページの部分を参考として
お見せするので元のページを見てください。

google books
https://books.google.co.jp/books?id=2YfYNk4hHy8C&pg=PA41&dq=webcam+astronomy+portable+damian&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwi_nZDlvb7RAhWBHpQKHTFwB1MQ6AEILzAA#v=onepage&q=webcam%20astronomy%20portable%20damian&f=false

67Pです。


というくらい撮像にあたっては細心の
鏡筒温度管理をしているという実例です。
Barbados遠征2005 すばらしい。

現在も氷袋で冷やしているという話を
どっかで見た記憶があります。

TEC用電源+汎用タイマー


TEC(SpotCoolerも同様ですが)は然るべき時間に
ON/OFFする仕掛けがあると運用が楽です。
現在は写真のような組み合わせでうまく動いています。


電源はアマチュア無線用のトランス式可変電圧電源です。
重くて大きいですがTECの冷却を調節するのに
大変重宝しています。
(ヤフオクでジャンクを入手して修理して動かしました。)

最初は12Vの大容量スイッチング電源を
使っていたのですが(RCSPその3)大きな問題を発見しました。
汎用タイマーを使うと出力が激減したのです。
SSRと相性の悪い負荷はあるのですが
スイッチング電源が影響を受けるというのは
初めての経験でした。
そこで他のメリットも有る可変電圧電源に置き換えることに
決断したわけです。

SSRの汎用タイマーを作られる方はご注意を。
SpotCoolerには全く問題なく使えます。

これがダメな組み合わせですが、この電源の大きさ重さの
圧倒的な違いは衝撃です。


2017/01/12

寝袋巻

昼間は、なんと見苦しい姿ですがC14を寝袋でくるんでいます。
裸のC14でのTECの運転はフタをしない冷蔵庫の
ようなものです。
断熱、あるいは保温をうまくやらないと熱効率は悪くて
省エネになリません。

さらに
日中のドーム内面の放射熱によってリアセルが
熱くなり、結果的に主鏡温度が上昇します。
TECの特性上環境温度より3℃前後は低い状態は保てますが、
夕刻の観測時までには急速に環境温度が低下していくので
主鏡温度降下が間に合いません。
主鏡温度が環境温度を上回る状態が起きます。

というわけでまず「寝袋巻」で断熱・保温効果の程を
実験しているわけです。

温度変化の状態は後ほどレポートします。

TEC現況報告

しばらくレポートが途絶えてしまいました。

星型3気筒冷却エンジン?

とりあえずこんな具合で観測時にも実験運転しています。

「格好いい」かどうかちょっと微妙ですね。


火星 20170112


SPCは不明瞭だがIRでは判別できる。

強い冬型。視直径5.5"

TECの運転により観測時には主鏡温度が若干環境温度を
下回った。筒内気流は認められない。
今回も薄明が明るいうちで撮像した1セットのみで
処理画像を作成した。その後急速に悪化し像にならなかった。

2017/01/11

火星 20170111


SPCは不明瞭だが判別できる。IRではEridaniaCM付近に見える。

視直径5.5"

早朝より鏡筒を断熱保温して主鏡の温度上昇を抑えている。
それにより13時頃よりTECを運転しても観測時間までには
主鏡を環境温度以下にすることが可能になっている。
昨日も日没直後に近い薄明の中だったが本日も同じ。
暗くなると急速にシーイングが悪化する。

2017/01/10

火星 20170110

SPCは不明瞭。Cimmeriumが分かる程度。

IRではSPCが見える。視直径5.5"

昨日よりもシーイングは悪い。暗くなるに従って
更に悪化し、最初の1セットのみがなんとか画像になった。
やはり冬型が強いと厳しい。

火星 20170107


SPCはようやく見える。IRが比較的解像している。
Hesperiaが明るい。視直径5.6"

なんとか画像になった。モニターでも
IRが観測中安定していた。

2017/01/09

木星 20170106

EZFestoon、暗班が目につく。NTBの赤みが強い。

ちょっとタイミングが遅くなりましたが
木星の観測をアップします。
今シーズンの木星は何故か早朝のシーイングが悪く
報告に至れる観測が少ないです。

2017/01/01

火星 20170101




本年最初の火星観測。好シーイングに恵まれた。
SPCは小さくクリア。Hellasのアルベドが良く見える。

視直径5.7"

TECを14時頃より運転した。
シーイングの良い時間はあっという間に過ぎて
この後急速に悪化した。

注)投稿時の画像データの埋め込み日付が
間違っていました。訂正画像に差換え済みです。