大失敗でした。
すぐにレポートしないと参考にして頂いた方に
ご迷惑をお掛けすることになるので速報です。
今朝まで運転を続けてみました。
全く冷えていませんでした。放熱フィンに触れても
熱くない。
極性を逆にしても症状は変わらず。
素子が壊れたと判断し、ドライバーを隙間に入れて
こじると放熱フィンが素子の分離してしまった半面が
ついたまま外れる。更にRearCellに残った半面を
割れることを期待しながらこじると、なんときれいに
ペロッと剥がれた。
1.放熱フィン・放熱ファンが小型過ぎた。
高温側が加熱して素子の接合が劣化。
2.熱伝導接着剤はRearCellの塗装と馴染みが悪く
物理的に摩擦でくっついていた状態。
という悲惨な結果であった。
何事もなかったように「もとどおり」になったC14
改めて
「急いては事を仕損じる」
という格言を思い出し反省している次第。
1.大型の放熱フィン・放熱ファンを使用する。
2.RearCell外側に最低限の物理的加工を施す。
ex.接着部の塗装剥がし→金属同士の接着とする
→熱伝導効率の向上
3.温度センサを試験時より取り付け、万が一の加熱を防ぐ。
4.全体の熱設計を行う。
SpotCoolerは冷房能力が1.8Kwある。
消費電力はヒートポンプということもあり700W。
大変効率がよく短時間で主鏡温度を下げることができる。
次の設計のTECが出来上がるまで
しばらくはSpotCoolerでの実験を続けようと思う。
こんにちは、近内です。ドンマイです!!貴重な情報ありがとうございます。手に汗握って拝読しております。
返信削除C14の後部鋳物セルのボリュームが結構大きく
削除これの熱容量も馬鹿にならない感じですね。
大いに反省して、勘に頼らず、まず小規模実験してから
本作という当たり前の工程を踏むことにします。
余計なお節介の内容なのですが、ちょっとコメントさせて頂きます。
返信削除使用したサイズのヒートシンクだと、たぶん熱抵抗が10℃/W前後だと思います。強制空冷で効率が仮に3倍になってしても、3.3℃/Wぐらいでしょうか? TECの最大吸熱量が50Wの場合、温度上昇はΔ165℃なので、TECの動作温度を軽くこえてしまいます。安定動作させるには、水冷を検討するか電源を可変電源にして、TECの温度を監視しながら電圧を上げていくのが良いと思います。
この先を楽しみにしています。
@hasyuamaのご性格から必ずこのプロジェクトには乗って頂けるものと
返信削除密かに思っていました。(笑)サジェッションありがとうございます。
本日手持ちのデカイ放熱器とファンを採用して試験しています。
後ほどレポートしますのでコメントをお願いします。