2016/12/23

放射冷却システムプロジェクト RCSP その14 TEC+CPUクーラ 3セットテスト

TEC+CPUクーラを3セット取り付けた。

■RearCellへのTECの貼り付け

  各種の熱伝導接着剤、粘着テープを
  試みた。
  C14のRearCellの曲面に取り付けるため粘着テープでは
  若干の隙間を吸収することができなかったため

  ・秋月電子通商 放熱用シリコン接着剤 HY‐910

  を用いてTECを接着することにした。
  シリコンコーキングに熱伝導剤を加えたものなので
  あとで剥がすことも問題ない。
  
TECの周囲には断熱フォームを貼ってコールド側と
 ホット側の熱交換を防ぐ。
 TEC上面の黒い■は黒体テープで温度測定のため
 仮に貼ったもの。あとで剥がした。

■CPUクーラの実装

 TECとCPUクーラの間は接着は避けて
 シリコングリス・粘着テープをテストした。

 ・秋月電子通商 シリコングリス HY-750

 を塗布してCPUクーラを載せた。

 3台を実装したところ。

■3台のTECユニットによる温度変化データ

 配線の整理や細部のデザイン的な収まりはこれからだが
 概ね基本構造は確定した。

 本日10時頃より電源を入れてテストした。

 環境温度より4℃以上RearCell温度は低下しており
 主鏡温度は2℃程度は環境温度から低い状態を
 保っている。

 気象条件が本日は通常より暖かく温度低下の
 速度も遅かったが概ね3台を稼働すれば
 余裕を持って観測時間帯の主鏡温度が
 環境温度より低い条件を満たせるめどが立った。

2 件のコメント:

  1. 近内です。
    非常に参考になります。
    グラフを見ると、日中午後にSpotCoolerで
    メガトン級のノックアウトパンチを1時間喰
    らわしたのと同等以上の効果が観測時間帯に
    確保されているようですね。
    ボディブロウの連打を浴びせ続けている感じ
    でしょうか。
    実装の外観もTEC+CPUクーラの等角配置が綺
    麗でいい感じです。

    当方の2連装TECも日曜日くらいにはテストで
    きそうです。

    円錐斜面にオフセットダクト冷気吹き込み口を
    付けたジョウゴも出来上がって試していますが
    冷え具合は上々のようです。

      またご報告いたします。

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  2. 3気筒星型エンジンというイメージですがいかがでしょう。
    現段階では連続稼働での温度変化を見ています。
    次に短時間運転での温度変化を調べますが、恐らく
    環境温度よりRearCellが4度低くなる迄は一挙に
    行きそうで、後は主鏡温度の追随を待つという
    展開になるのではと想像しています。
    近内さんのレポートも楽しみに待っています。

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