2016/12/02

火星 20161202



良好なシーイング。日没後しばらくが安定していた。
18時には透明度シーイングともに悪化した。
北極付近に薄い雲。南極冠は明瞭だが輝度は
以前ほどではない。

16:10よりSpotCoolerで冷却開始。
17:00停止。
17:14撮像開始。
17:26より良像得られる。

SpotCoolerの効果によるものとは
断定できないが次のメリットはあった。
1.撮像準備時間を短縮できた。
2.筒内ファンを使用しなかった。

2 件のコメント:

  1. こんばんは、近内です。
    この画像も非常によく写っていますね。
    Hellasの灰色がかったピンク色の地肌と、
    Ausoniaの砂漠色の地肌が明らかです。
    キュリオシティ探査機が頑張っているゲイル
    クレーターをぶら下げた所謂”Gale Extension"
    の縦暗条もキムメリア人の海の北端にハッキリ認
    められます。
    この季節にしばしばacceptableなシーイングに
    恵まれるようでうらやましい限りです。同時刻、
    こちらでは肉眼で火星が狂ったように瞬いていま
    した。

         ではまた。

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  2. 本日は冬型が緩んで好条件になりました。
    ほぼ日没時に南中になってきた火星ですので
    条件が良ければまだしばらくは楽しめそうです。

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