誰でもご存知のスーパー天体PhotographerのDamian Peach氏
Barbadosに遠征したときの木星画像は特に
息を呑むほどの凄さだ。美しさを超えて荘厳ささえ感ずるものだ。
「このような凄い画像が得られるのはなぜか」という問に関しては
Damian氏自身があまりNet上でも語らないため
伝説ともいえる想像力たくましい風評が流れている。
「市販のSCTではなく選抜されたものを使っているに違いない。」
という話はもっとも代表的で、同じ鏡筒なのにどうしても
うまく撮れないというフラストレーションの裏返しともいえる。
Webサーフィン中に見つけたお宝写真があるので
ご紹介をします。かなり以前のBarbados遠征の
ときの写真だと思います。恐らく2005年で2006年には
C9.25からC14に鏡筒を大きくしています。
あくまで公開ページの部分を参考として
お見せするので元のページを見てください。
google books
https://books.google.co.jp/books?id=2YfYNk4hHy8C&pg=PA41&dq=webcam+astronomy+portable+damian&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwi_nZDlvb7RAhWBHpQKHTFwB1MQ6AEILzAA#v=onepage&q=webcam%20astronomy%20portable%20damian&f=false
67Pです。
というくらい撮像にあたっては細心の
鏡筒温度管理をしているという実例です。
Barbados遠征2005 すばらしい。
現在も氷袋で冷やしているという話を
どっかで見た記憶があります。
Damian Peachも冷やしていたのですね。
返信削除シーイングが良い場所なら、鏡筒内乱流を押さえることは必須なので理解できます。
像が揺らいだら筒内気流だとわかるくらいのシーイングということですよね。
返信削除「いつかBarbadosとかCyprusとか望遠鏡を持っていきたい・・・・。」
という叶わぬ夢です。
こんばんは、近内です。
返信削除Damian Peach氏ですか。熊森照明大兄を
して『謎の人』と言わしめた達人ですね。
私は勝手に『英国の桃太郎侍』と呼んでい
ます。悪シーイングを切る!
良い画像を撮る秘訣を教えてくれないケチ
くそ、という風評が立ったこともあります
が、そんなことはない。観測の分析の目的
で資料を見せてほしいとリクエストすれば
各波長域の画像処理前の単独画像もメール
に添付してくれる気さくな人です。
昔惑星のカラースケッチを報告されていま
したから、眼視観測者のDNAを持った人で
しょう。眼で見得るべき天界の景観を取り
違えようのない再現性を持って正確に表現
したい、というのが天体撮像に対する彼の
基本的スタンスだと思います。その目的の
ためには天体撮像/画像処理の総ての要素
に一切手抜きをしない。眼視の印象に近付
けるためにフィルターワークにも独自の工
夫を凝らしている。
元々美しい天体がそのように的確に再現さ
れれば息を吞むような荘厳な作品になるの
は当然です。藤井 旭氏や沼澤茂美氏同様
筋金入りのプロの天体写真家というべきで
しょうか。
プロ、アマ問わず高く評価する人の多い
稀代のAstrophographer/imager...
いつか日本に来ませんかねえ。
さすがに私の半端な本文よりもずっと奥深いコメント
返信削除本当に有難うございます。
Damianさんが写真家としての美学を持っているとことが
私の好きなところです。本当に手抜きしないで時間をかけて
画像処理されていますね。並大抵ではありません。
直接お会いしたいですね。遠征先でも良いですから・・・。