C14で惑星を観測するAmateurAstronomerのSiteです。
こんばんは、近内です。大晦日、元旦と凄い画像で、”No holiday in the Heavens"「天界に祝祭日なし」を地で行っておられてうらやましい限りです。この写りなら大規模なダストストームの発生をまだ十分捉えられるでしょう。火星面の模様のコントラストを客観的に評価するのはかなり難しいのですが、この画像セットからは、朝霧ゾーン以外はよく晴れていてメジャーな暗色模様のコントラストはけっこう高いようにも感じます。スケッチを取ると脳のメモリが増強されるのでありありと覚えているのですが、このLRGB画像とR画像は、世紀の全球規模ダストストームが発生する直前の1971年9月中旬のこの経度の火星面の眺めに非常に感じがよく似ています。当地では今日は曇りで残念ながら観測はできず、2連装TECの実装仮テストを実施しました。2時間の稼働で環境温度≑鏡筒内温度よりもリアセル内面温度は2℃低く、主鏡温度は環境温度≑鏡筒内温度よりも1℃弱高いところで落ち着いた感じです。放射温度計ではリアセル後面の上下で温度差が認められました。ミード16インチのリアセル後面は平坦で土地も広いのですが、色々な出っ張りがあって、TECの等角配置ないしは点対称配置は難しそうです。正月中に長時間稼働で記録を取って、星像もチェックしてみたいと思います。 ではまた。
本日の観測ではモニター上でもよく見えました。なかなかチャンスは少なく、冬は特に好シーイングは持続しない感じです。近内さんのご指導で「晴れている」感覚がつかめてきました。霞んでいるとか、曇っているとかのイベントを期待しています。TECはこちらのテストでも結構環境温度、温度変化速度等に依存して状況は変化しています。TECのパワーが強いほど環境依存は少なくなります。近内さんの鏡筒の大きさからすれば倍以上は必要な印象です。大きくSpotCoolerで観測環境を整え、その温度環境維持にTECを用いるのが最善のSolutionかもしれません。ゴールは遠くないか・・・・・・。
こんばんは、近内です。
返信削除大晦日、元旦と凄い画像で、”No holiday
in the Heavens"「天界に祝祭日なし」を
地で行っておられてうらやましい限りです。
この写りなら大規模なダストストームの発生
をまだ十分捉えられるでしょう。
火星面の模様のコントラストを客観的に評価
するのはかなり難しいのですが、この画像セ
ットからは、朝霧ゾーン以外はよく晴れてい
てメジャーな暗色模様のコントラストはけっ
こう高いようにも感じます。
スケッチを取ると脳のメモリが増強されるの
でありありと覚えているのですが、このLRGB
画像とR画像は、世紀の全球規模ダストストー
ムが発生する直前の1971年9月中旬のこの経
度の火星面の眺めに非常に感じがよく似てい
ます。
当地では今日は曇りで残念ながら観測はでき
ず、2連装TECの実装仮テストを実施しました。
2時間の稼働で環境温度≑鏡筒内温度よりもリ
アセル内面温度は2℃低く、主鏡温度は環境温
度≑鏡筒内温度よりも1℃弱高いところで落ち
着いた感じです。放射温度計ではリアセル後
面の上下で温度差が認められました。
ミード16インチのリアセル後面は平坦で土地
も広いのですが、色々な出っ張りがあって、
TECの等角配置ないしは点対称配置は難しそう
です。
正月中に長時間稼働で記録を取って、星像も
チェックしてみたいと思います。
ではまた。
本日の観測ではモニター上でもよく見えました。
返信削除なかなかチャンスは少なく、冬は特に好シーイングは
持続しない感じです。
近内さんのご指導で「晴れている」感覚が
つかめてきました。霞んでいるとか、曇っているとか
のイベントを期待しています。
TECはこちらのテストでも結構環境温度、温度変化速度
等に依存して状況は変化しています。TECのパワーが
強いほど環境依存は少なくなります。近内さんの
鏡筒の大きさからすれば倍以上は必要な印象です。
大きくSpotCoolerで観測環境を整え、その温度環境維持に
TECを用いるのが最善のSolutionかもしれません。
ゴールは遠くないか・・・・・・。