2017/01/23

木星 20161231 IR及びMethane画像のアニメーション


2016:12:31 19:40~21:23 の IR685画像

2016:12:31 19:52~21:28 の Methane画像

Methan画像でのmidSEB-outbreakの初期の短期的な変動
(近内さんご指摘)を見るために
IR及びMethane画像のアニメーション化を試みた。
ともに体系IIのwinJupos展開マップ。

Methaneは以下の4時刻の展開図より作成。
1952.6,2033.4,2112.3,2128.0 UT

IRは以下の6時刻の展開図より作成。
1940.2,1948.5,2022.2,2029.8,2042.5,2055.3 UT 

2 件のコメント:

  1. こんばんは、近内です。
    経度固定円筒投影図法動画、実に見やすいですね!
    模様の微細な変化の有無を検出するには、眼の超
    微差視力vernier acuityを使えるこのようなア
    ニメーションは非常に鋭敏です。
    発生直後のMid-SEB Outbreakのメタンブライト
    部の急速変化はこの動画では非常に微妙です。もう
    2~3段シーイングがよかったら興味深い所見が明
    確に認められたかもしれません。
    惑星ガイドブック2の138~140頁には平林 勇氏に
    よる『木星面模様の短時間における変化の観測』の
    議論があり、J.H.Rogers博士の著作にも同様の記
    述があります。
    私は数百ペアの木星画像を裸眼立体視で調べた結果、
    地上からの画像観測の解像度では、模様が中央子午
    線をはさんで通り過ぎる1/4自転90度、時間にして
    CM前後1時間余りの間に大きな変化が捉えられるこ
    とは極めて稀れ、多分ない、と考えています。
    メールのやり取りでは、Rogers博士も同様のご見
    解のようで『SEB攪乱の発生直後のような最も変化
    の激しい期間の画像でも短時間の急速変化は地上か
    らは捉えられていない』とのリサーチ結果だったそ
    うです。
    アラベスク模様のように帯流の速度に依存する可視
    光域の模様であれば、変化が遅すぎて地上観測の解
    像度では検短時間の変化の検出は無理ということで
    しょうか。
    私は想像するのですが、Mid-SEB OutbreakやSEB
    攪乱の発生時に出現するメタンブライトの大きな斑点
    は、渦だか泡だかわかりませんが、巨大な上昇塊が下
    から突き上げてきて浮かび上がるのだとすれば、帯流
    のスピードによる変化のタイムスケールを超越した、
    地上からの観測でも捉えられるVery Rapid Change
    が起きる可能性もあるのではないかと...。
    ...ちょうど、超新星爆発や、古典的新星の再爆発時
    に観測される疑似超光速の光エコーのように、”見かけ
    の”急速変化ということになるのかもしれませんが。
    多数の観測者がメタンバンドの画像を撮像セッション
    毎にコンスタントにとっていただければ、非常に面白
    い所見が得られるかもしれないと感じました。

       ではまた。

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  2. ワクワクしながらwinJuposで展開図からGIFアニメまで
    一気に作成しました。結果は残念でしたが、
    1時間もあればできる作業なので今後も機会があれば
    短時間現象の把握のトライアルをしてみたいと思います。

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