2017/01/12

寝袋巻

昼間は、なんと見苦しい姿ですがC14を寝袋でくるんでいます。
裸のC14でのTECの運転はフタをしない冷蔵庫の
ようなものです。
断熱、あるいは保温をうまくやらないと熱効率は悪くて
省エネになリません。

さらに
日中のドーム内面の放射熱によってリアセルが
熱くなり、結果的に主鏡温度が上昇します。
TECの特性上環境温度より3℃前後は低い状態は保てますが、
夕刻の観測時までには急速に環境温度が低下していくので
主鏡温度降下が間に合いません。
主鏡温度が環境温度を上回る状態が起きます。

というわけでまず「寝袋巻」で断熱・保温効果の程を
実験しているわけです。

温度変化の状態は後ほどレポートします。

4 件のコメント:

  1. 冬場でもドーム内は暑くなるのですね。スリットを開けておいても熱がこもるのでしょうね。

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  2. ドーム内の空気温度より背面セルの物体温度のほうが
    上がることがあります。放射熱の影響と考えています。
    温度の観測も天体観測と似た面白さがあってはまります。

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  3. 再度お邪魔します、近内です。
    凄い楽屋裏を見せていただいてありがとう
    ございます。
    見た目はともかく、寝袋巻きのタイムカプ
    セルで鏡筒周りの温度環境を日の出後の時
    間経過から切り離すわけですね。巧みな目
    論見です。
    私もピカピカアルミ断熱シートや、断熱材
    内張り光沢アルミの折り畳み式ハエよけ食
    卓カバーのようなものを作って、断熱保冷
    効果を試しています。
    赤道儀が壊れて観測再開の目途が不明なの
    で、鏡筒周りの温度環境コントロールの実
    験を細々と続けて援護射撃させていただき
    たいと思います。

         ではまた。

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  4. シーイングの好天に願いをかけて
    最近流行りの「恵方巻」ライクな
    タイトルにしました。(笑)

    なにか望遠鏡はスマートでなくちゃと
    言っているわりにこの楽屋裏は悲惨です。
    早急に「カッコイイ」断熱カバーを
    工夫します。

    赤道儀早く治るといいですね。
    援護射撃感謝します。

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