2017/10/27

火星 20171026


   秋晴れで気流も昨日より良かった。
   SyriaからVallesMarinerisにかけて白雲領域が認められる。
   NPCW80あたりに少し切り欠きが見える。(Greenに顕著)
   IRおよびR画像の明エッジの弧状暗部は偽像。
   高度27度、視直径3.8秒、太陽高度-2

3 件のコメント:

  1. こんばんは、近内です。
    色々写り込んできましたですね。
    南中している中央やや北寄りの白斑は
    タルシストリオの北端のAscraeus山に
    出始めた山岳雲かもしれないですね。
    もう一段写りがよくなれば、WinJupos
    に貼り付けて経緯度測定で同定できそう
    ですね。Alba Monsの山岳雲も見えてい
    るかもしれません。
    NPC西端付近が切り欠きのように見える
    のは、永久北極冠の周囲に融け残った
    Olympia雪原の影響かもしれません。
    2014年、2016年の接近期に5~10秒角
    台の視直径で観測されていた気象現象
    が地上からの3秒角台の火星画像で垣間
    見えるのは凄いことです。
     

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  2. 追伸:

    近内です。上記3行目:中央やや北寄りの白斑
    は“南寄り”の誤りにつき、訂正お願いいたし
    ます。

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  3. いつもコメントを頂くたびに
    火星の資料を手元に開いて
    学習しています。
    固定の地形がある火星は
    興味が尽きません。
    今後ともよろしくご指導ください。

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