C14で惑星を観測するAmateurAstronomerのSiteです。
こんばんは、近内です。メジャーな暗色模様がきちんと写っていて実に見事です。火星の極冠は赤外域では反射率が低くて写りにくいのですが、この条件ではやむを得ないですね。前回の26 Sep.の画像の時はLs066°で、今回ではLs068°。季節は火星北半球の晩春です。北極冠は二重構造で、内側の水の氷の永久北極冠の周囲をCO₂の氷の季節的北極冠が取り巻いています。季節的北極冠は地べたに置いたドライアイスのようにシュウシュウと音を立てるがごとく凄い勢いで昇華しつつあります。今の季節の北極冠の形状はなぜか高度に非対称です。大まかに言ってSyrtis Mj側の経度半分のドライアイス北極冠に比べて、Tharsis側の経度半分のドライアイス北極冠の方の昇華後退がはやく進んでいきます。Tharsis巨大火山群の山岳雲形成や、Acidalium経度域の極域ダストの沈降が影響しているのかと想像しています。衛星画像である程度チェックできるのですが、iwaLabさんの観測でも北極冠の非対称的後退縮小現象が捉えられるかもしれませんですね。凄いことです!
どうもいつもながら的確なコメントを頂きありがとうございます。火星の気象を脳内にイメージできる近内さんのOnlineTrainingで学習あるのみです。今シーズンは3秒台から最接近、そして3秒台へ火星季節を網羅する継続撮像をしようと思っています。2019年7月頃までの長丁場ですがよろしくご指導ください。あわせて近内さんの16inchMeadSCTの観測再開を心待ちにしております。
こんばんは、近内です。メジャーな暗色模様が
返信削除きちんと写っていて実に見事です。火星の極冠
は赤外域では反射率が低くて写りにくいのです
が、この条件ではやむを得ないですね。
前回の26 Sep.の画像の時はLs066°で、今回で
はLs068°。季節は火星北半球の晩春です。
北極冠は二重構造で、内側の水の氷の永久北極
冠の周囲をCO₂の氷の季節的北極冠が取り巻い
ています。季節的北極冠は地べたに置いたドラ
イアイスのようにシュウシュウと音を立てるが
ごとく凄い勢いで昇華しつつあります。
今の季節の北極冠の形状はなぜか高度に非対称
です。大まかに言ってSyrtis Mj側の経度半分
のドライアイス北極冠に比べて、Tharsis側の
経度半分のドライアイス北極冠の方の昇華後退
がはやく進んでいきます。Tharsis巨大火山群
の山岳雲形成や、Acidalium経度域の極域ダス
トの沈降が影響しているのかと想像しています。
衛星画像である程度チェックできるのですが、
iwaLabさんの観測でも北極冠の非対称的後退
縮小現象が捉えられるかもしれませんですね。
凄いことです!
どうもいつもながら的確なコメントを頂き
返信削除ありがとうございます。
火星の気象を脳内にイメージできる
近内さんのOnlineTrainingで
学習あるのみです。
今シーズンは3秒台から最接近、そして
3秒台へ火星季節を網羅する継続撮像を
しようと思っています。2019年7月頃までの
長丁場ですがよろしくご指導ください。
あわせて近内さんの16inchMeadSCTの
観測再開を心待ちにしております。