2017/10/09

火星 20171008


  初のLRGB撮像になる。
  NPCUtopia,BoreoSyrtis,SyrtisMajor,Hellasが確認できる。
  高度21度、視直径3.7
  日の出直前からシーイングが改善した。
  色バランスはとれていない。
  5画像をレイアウトした報告画像はRGBIRを90%に縮小していたが
  すべて同じスケールにした。

4 件のコメント:

  1. 高度21度、視直系3.7秒の火星とは思えない、しっかりした写り、流石です。
    今朝は気流が良くなりそうなので、火星狙いで昨夜寝る前に準備していたけど、寝るのが遅くなり寝坊でした。駄目ですね・・・

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  2. 明け方は導入が楽ですし、だんだん高度が上がるので
    合直前の夕方の撮像よりずっとストレスがありません。
    まだ寒くないので助かりますが・・・。

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  3. 近内です。
    火星の季節の指標である太陽の火心黄経Lsの
    値を表示されるようになったのは素晴らしい!
    地球直下点の緯度Deは25.5°Nですから、何期
    か前の遠日点接近の頃よりもさらに北半球が
    こちらに傾いてよく見える状況です。
    Syrtis Major側の経度半球ではNPC外縁のド
    ライアイスの季節的北極冠の後退が遅いので
    北極冠がグッと大きく見えている感じがなん
    となくわかるようです。同日のMars Express
    のVMCの北極冠の様子とも対応がつくようです。
    南アのFoster君とか魂消ているでしょうね。
    衝から遥か遠く離れた時期での観測の重要さは
    もっと強調されてもよいと思います。
    当地は朝夕濃霧が発生して難儀しております。

    Cooling Projectの方は、昼間の天気にもよ
    りますが前夜からの鏡筒全体の断熱と午後早
    い時間からのTEC稼働開始で、日没時には主鏡
    温度は環境温度より4℃ほど低め、鏡筒内気温
    よりも2℃前後低め(リアセル内面温度は環境
    温度よりも7~8℃低くなります)という状況を
    確保できるようになり、極めて落ち着いた恒
    星内外像、焦点ナイフカット像を楽しんでい
    ます。
    あとは朝夕晴れて、シーイングもよくなって
    くれれば.....。

    またよろしくお願いいたします。

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  4. Lsは報告フォーマットに加えることにしました。
    NPCの詳細が撮れるようになるにはもう少し
    視直径がほしいです・・・・。
    火星を撮るとカメラと画像処理の進化を実感します。

    天候が良くなることをお祈りします。
    秋の移動性高気圧が巡ってきますから
    成果が出るのももうすぐですね。

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