2018/06/23

火星 20180622


 SPC290°W より東はDustに覆われているようだ。
 SPC80°Sには黒い領域があり中心に白くIceCapが見えているか。
 隠れていないSPC北縁の60°Sには黒い縁取りが見え
 その上空に青い雲がかぶっている。
 HellasからSyrtisMajorより西側にかけてはDustStormは鎮静化してきているか。
 相変わらず谷や窪地にDustが残っているのが
 MGSAltitudeデータと比較するとわかる。
 Eridaniaに小さいが若干明るいDust領域が見える。
 シーイングは4/10レベル。コントラストが低いためIR+R/G/Bを作製した。
 DustStormの間は有用性が高い。

 急速に視直径は大きくなって画像をまとめるテンプレートの
 サイズを毎回変更する必要に迫られ、手間がかかる。
 それにしてもダストの今後の展開は部分的には鎮静化し一部ではまた
 発生している領域もあり予断を許さない。GlobalDustStormになるか
 大規模なRegionalDustStormで終息するか・・・わからない。
 
 観測のモチベーションはやはり美しい火星がみられると高まるが
 遠隔の火星の気象現象をリアルタイムで感じることも
 楽しいことではある。


 

0 件のコメント:

コメントを投稿