2018/06/05

火星 20180604



LunaeLacusの東からXanteChryseNiliacusLacusに規模の大きい
ダストストームがみられる。さらに東は欠け際に続いている。
SPCの北縁にブロック状の濃淡があるフリンジが顕著。

ダストストームを確認するため低空から観測を始めた。
おおよそ高度が20°になれば十分撮像できることが分かった。
GPVの予想では雨だったが大きく晴れ間があった。
通常ならあきらめて観測をしないのだが
ダストストームの報告が出ていたので無理して起きていた。
この高度では確認できる画像が得られるか不安であったが
比較的良いシーイング(5-6/10)でADCの効果もあり
良い観測ができた。


2 件のコメント:

  1. 逆ハート側に見える明るいエリアがダストストームなんですね。この2時間後に撮影した画像の欠けぎわにモコモコした模様が写っていたので、こんな地形があったかな?、もしやダストストーム??と悩んでいたのですが、この画像で確信が持てました。とっても参考になりました。ありがとうございます。

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  2. コメントのメールがなぜか届かず気が付きませんでした。
    失礼しました。
    黄雲はこんな感じなんだと初めて自分の画像で実感した次第。
    ダストはすでに大規模に展開し(6/25)地域的に増減を繰り返している
    感があります。厚いスクリーンを通しての撮像になってきたので
    なかなかこの日のような感激には至りません。

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