2018/08/19

火星 20180818_1



 ダストに翻弄された感のある今回の大接近だが
 ようやく納得のいく火星像が得られた。
 ダストが去るのは寂しさもあるが少しずつ
 見えてくる地肌が砂塵の影響で異なって見えるのも
 興味深い。

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 Dustは全体に晴れてきて火星の色調もノーマルに戻りつつある。
 SPC65°S あたりまで後退している。
 SPC北縁CM付近にFontanaCraterが白斑として見える。
 SolisLacus西縁のClaritasFossaeが暗い。
 VallesMarineris の谷底に沿ってDustが通常のアルベドとは異なる
 色調で見えている。(特にCM付近)IRよりGでコントラストが強い。
 TharsisMontesの東斜面が明るく欠け際の山を想像させる。
 各山頂は少し赤みを帯びて見える。
 北極雲の下にAcidaliaが暗い。
 S:4-5/10 T: 6/10 ほぼ無風でシーイングは良好だった。
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