2018/05/27

火星 20180526



SPCの北縁ChroniusMonsあたりが少し凸に見える。
Elysiumが明るい。
北極Arcadia付近に雲。
シーイング4/10,透明度4-5/10程度か。
薄雲が度々通過しヒストグラムがダイナミックに
変わる。
少し前の時間にはArsiaMonsやOlympusMonsが
欠け際に見えて山岳雲の白さが目立った。

2018/05/25

火星 20180524



SPCの西周辺部が少し凹んで見える。明リムの南高緯度あたりは朝霞と
思われるが少し黄色味を帯びでいる。Ausoniaに流れ込んでいるか?
ElysiumMonsが少し明るい。

断続的な雲の通過で透明度も悪く観測に苦労した。
高頻度の気象衛星画像を見ながらチャンスをうかがった。
LRGBのフィルター撮像では1セットにIRも含めると
最低5分は要しその間晴れている必要がある。
さらにノイズを減らすため、時間間隔の少ない2セットは必要で
忍耐の観測である。

2018/05/23

木星 20180522



Methaneで南極が明るい。

STB Ghostが薄く見える。A2の後方のSSTZに乱流が認められる。
NEBが活動的で渦が連続的に表れている。EZCM後方のfestoon
Methaneで明暗のラインで分かれている。

曇り予想であきらめていたが雲間があり遅くなったが観測した。
「ひまわり」で雲の動きを見て自分で予測するのが
最も確からしい。(人のせいにしないで済む・・)

土星 20180522



PolarStormがまだ見られる。
火星の観測までの短い時間、雲間からの撮像。
S:4/10 T: 5/10


火星 20180522



SPCの周辺部に若干の濃淡がみられる。暗い縁取りが顕著。
Amazonisのアルベドの色は白く若干の霞があるか?。
Elysium付近に目立った雲はない。北極雲はかすかになった。
シーイングに再び恵まれた。
夜半は好シーイングだったが明け方は曇りになると
あきらめていた。

2018/05/22

火星 20180521



SPCの暗い縁取りが顕著。Hellasから北へ薄くダストが筋状に流れているか。
SinusGomerの北東から欠け際にかけて白雲が薄く拡がっている。
北極雲がわずかにみられる
明け方シーイングに再び恵まれた。

土星はシーイングが悪く期待できない状況だったが
徐々に明け方にかけて改善した。

2018/05/18

火星 20180517


今シーズン最高のシーイングに恵まれた。
殆ど画像処理に気を使わないでも像が浮かび上がる。
2009/2012頃の小接近にほぼ並ぶ視直径になってきた。
良いシーイングに遭遇することを神頼みするしかない。

注)
火星画像の埋め込みデータに誤りを発見したので
差し替えた。

ι: 9.1°
ι: 38.1°
でした。

2018/05/15

火星 20180514



思ったよりもシーイングは悪く何とか像を得た。
SPCはほぼ変化なし。
Argyreあたりの雲が明エッジに見える。
Hellasには広く薄く雲が西に流れる。
アルベドとの区別がつきにくいが若干黄色味を帯びている。
SyrtisMajorの南半分は暗く他の領域に霞がかかっているように見える。
北極の雲の広がりが大きくなっているか。

視直径12.7”地上高度32


日に日に視直径が大きくなり同一比率では
テンプレートに収まらなくなった。若干大きいキャンバスに
変更した。

2018/05/14

土星 20180512



今シーズンは気流の良い土星に巡り合わない。
透明度が悪く風も強い悪条件だったが
初土星をまとめた。Methaneはあきらめた。

ALPO ClydeFoster氏のMars20180428の報告に
火星はシーイングが悪くても何とか画像処理で
それなりの良像が得られるといっているが
確かに体験的に納得できる。

2018/05/13

木星 20180512



透明度が悪く風も強かった。
NEBが活動的で白雲の渦が連続的に表れている。
STB SpectreからSTB Ghostに至る領域に大きな変化はない。

2018/05/12

火星 20180511



ArgyreからErythraeumあたりに白雲。
南極には白い筋状の部分がみられる。
SPCのエッジのCMあたりにくびれがある
Hygensが見える。
Hellasは広く白雲に覆われ、SyrtisMajorの南まで薄く広がる。
北極の雲は昨日ほどはっきりしない。

視直径12.3”地上高度31
GPVの予報でほぼ曇りとあきらめていたが
念のためTEC冷却をしておいた。
230に空を見ると透明度は悪いが火星は見えた。
透明度は悪いがシーイングは昨日より良かった。
視直径もどんどん増え小接近時の14”に近くなっている。

火星 20180510



薄雲が通過して透明度も悪い。
Argyreあたりに白雲。
その南のSPCにはIR画像で黒いくびれが見える。
北極の雲はダストのように黄色味を帯びている。
Acidaliumは薄い白雲。

2018/05/07

火星 20180505



Argyreの西側にSPHの下からSPCの北縁が見えてきているか。
南極上あたりはSPHが薄くなり暗くSPCが見え始めているか。
Ophir Chandorが明るくダストのようにも見える。
北極雲が覆い始めている。
視直径11.6”地上高度31

明るいリムに出る偽像の低減に苦労して時間がかかった。
Edge Rind Artefactと呼ばれて惑星撮像者の悩みの種だ。
その原因は恐らく回折現象だといわれている。
Martin Lewis 氏のMars Edge Artefact


http://www.skyinspector.co.uk/mars-edge-artefact
という論文に大変詳しく書かれている。

画像処理の段階で多少とも低減することはできるので
毎回火星を処理するごとに試行錯誤を続けている。
今回は南極・北極の雲が大きな関心事だったので
特に気を入れて頑張ったのだが、大きな傾向は
偽像があっても読み取れる程度に収めて終わった。




2018/05/02

火星 20180501



SPHの極方向が薄いが背後のSPCはまだ影に入っているせいで
見えない状況か?季節的SPCの北縁もまだ確認には至らない。
VallesMarinerisが明るくダストのようにも見える。
TharsisMontesは雲はない様子で暗色に見える。
Blue画像が弱く雲の判断は難しい。

霞んで透明度は4-5/10程度であった。
それがBlue画像に影響した。


木星 20180501



STr Disturbanceは縮小傾向にあるようだ。
観測開始から雲が覆い始めてMethaneの撮像ができなかった。
しばらくチャンスを逃していたが、GRSの見える位相で
の撮像になった。

2018/05/01

木星 20180429



STBGhost後方の暗色領域の南からSSTBA8-A1に向かって
白い雲(MethaneBright)が連なる。
NEB全体が大きな乱流になっている。
気流が安定せずかろうじて2SetLRGBIR画像が撮れた。
晴天が続くと睡眠不足がこたえる。