2011/11/26

C14用改造材料

■Fan
サンワサプライ株式会社
内蔵ハードディスククーラー
TK-CLH31

定格容量DC12V 0.12A 1.44W
回転数3,500r.p.m
最大風量18CFM
ノイズレベル26dBA以下
平均故障間隔(M.T.B.F)20,000時間
電源ケーブル長30cm
電源コネクタ5インチ用電源(オス・メス)
サイズW101×D100×H11mm
重量約55g
付属品ネジ×4

2011/11/25

C14のファーストライト

火曜日夜にC14が到着。早速NTK架台にマウントした。
さすがに重かったがなんとか重い主鏡側のDovetailを
先にマウントに差し込むことで一人で搭載ができた。

いったんマウントするとバランスのよさ、取り回しの楽さは
言いようもなく素晴らしい。大口径をこの先使いこなしていくには
このデザインが秀逸である。早く手に入れるべきであったと
反省しきり。

星像はまだ評価するには至っていない。
とりあえず初期のコリメーションは工場出荷時の調整のまま
大きくずれてはいないようで一応は木星が見える。
今後のチューニングによるがポテンシャルは十分に
感じられる。なんといっても明るさが違う。

26㎜の双眼で4×PowerMate(3910/26*4=601.5)
で600×の木星が眩しいぐらいに見える。
これだけの明るさがあればCameraで
高速シャッタがきれる。
シーイングの悪い日本でも高精細の惑星写真が
とれる技術的な条件がそろっていることを
実証していきたい。これが私のいまの
ミッションであると思う。

C14のスペック

C14のスペックをまとめておく。
OPTICAL DESIGN: Schmidt-Cassegrain
DOVETAIL COMPATIBILITY: CGE Mount/ Orange
APERTURE: 355.6 mm
FOCAL LENGTH: 3910 mm
FOCAL RATIO: 11
FINDERSCOPE: 9x50
OPTICAL TUBE: Aluminum
FASTAR COMPATIBLE: Yes
EYEPIECE 1: 40 mm
MAGNIFICATION 1: 97.75 x
STAR DIAGONAL: 2"
OPTICAL COATINGS: StarBright XLT
SECONDARY MIRROR OBSTRUCTION: 114.3 mm
SECONDARY MIRROR OBSTRUCTION BY AREA: 10 %
SECONDARY MIRROR OBSTRUCTION BY DIAMETER: 32 %
OPTICAL TUBE LENGTH: 787.4 mm
OPTICAL TUBE WEIGHT: 45 lb (20.41 kg)

C14の改造方針

本日新横浜のBiCcameraで冷却ファンを探した。
まさにぴったりのHDクーリングファンがあった。
主鏡の側面2箇所対極180°に配置して
排気口を斜め上に向けて鏡筒沿いに
渦流を作る。
2次鏡から下に降りる流れを作る。
これで主鏡の熱を放散しコレクタプレートの
放射冷却をバランスさせる計画だ。
鏡筒はコルクと遮光紙で断熱性を高め
徐々に周辺温度になじむことが
もっとも合理的な解決であると
確信する。

2011/11/01

木星20111101

木星のベストショットが撮れた。

250㎜のニュートンとしては最高の出来だろう。
シーイングの悪い季節であるが
やはりカメラの性能が良くなったことがきいている。
DFK21AU618
ICCapture 30Fps Y800
FireCapture DebayerTool→ColorAVI変換VNG
Avistack2
Registax6 wavelet変換 denoise/deringing

プロセスが複雑すぎるのでもう一段の改良が必要か?
LRGBに挑戦しようとしているが
DMKで撮れている画像がいまだによくない。
これもさらにトライしよう。