2011/12/09

SCT コリメーション

SCTのコリメーションに関するWebは数多いが
ユニークなものがあったので記録しておく。

http://www.samirkharusi.net/collimation.html


































口径を小さくしてシーイングの影響を軽減するというのは
卓越したアイデアだ。
2番目のものはどの程度の効果があるのか不明。

15inch(381㎜)径の紙を作成し中心を7.5inch(190.5mm)
にくりぬいたのが1案目である
11.5inch(292.1㎜)外径、4.5inch(114.3㎜)内径が
2案目。

もう一つの効果的な方法を示したサイトがある。
http://www.astromart.com/articles/article.asp?article_id=718




































特に最後の画像はコリメーションネジの方向を
簡単に知るのに有効である。
この種の単純明快なノウハウが
全てにおいて有効で好ましい。
物理的な行為・道具に関連して知識が
紐づけられる・・・・・。

2011/11/26

C14用改造材料

■Fan
サンワサプライ株式会社
内蔵ハードディスククーラー
TK-CLH31

定格容量DC12V 0.12A 1.44W
回転数3,500r.p.m
最大風量18CFM
ノイズレベル26dBA以下
平均故障間隔(M.T.B.F)20,000時間
電源ケーブル長30cm
電源コネクタ5インチ用電源(オス・メス)
サイズW101×D100×H11mm
重量約55g
付属品ネジ×4

2011/11/25

C14のファーストライト

火曜日夜にC14が到着。早速NTK架台にマウントした。
さすがに重かったがなんとか重い主鏡側のDovetailを
先にマウントに差し込むことで一人で搭載ができた。

いったんマウントするとバランスのよさ、取り回しの楽さは
言いようもなく素晴らしい。大口径をこの先使いこなしていくには
このデザインが秀逸である。早く手に入れるべきであったと
反省しきり。

星像はまだ評価するには至っていない。
とりあえず初期のコリメーションは工場出荷時の調整のまま
大きくずれてはいないようで一応は木星が見える。
今後のチューニングによるがポテンシャルは十分に
感じられる。なんといっても明るさが違う。

26㎜の双眼で4×PowerMate(3910/26*4=601.5)
で600×の木星が眩しいぐらいに見える。
これだけの明るさがあればCameraで
高速シャッタがきれる。
シーイングの悪い日本でも高精細の惑星写真が
とれる技術的な条件がそろっていることを
実証していきたい。これが私のいまの
ミッションであると思う。

C14のスペック

C14のスペックをまとめておく。
OPTICAL DESIGN: Schmidt-Cassegrain
DOVETAIL COMPATIBILITY: CGE Mount/ Orange
APERTURE: 355.6 mm
FOCAL LENGTH: 3910 mm
FOCAL RATIO: 11
FINDERSCOPE: 9x50
OPTICAL TUBE: Aluminum
FASTAR COMPATIBLE: Yes
EYEPIECE 1: 40 mm
MAGNIFICATION 1: 97.75 x
STAR DIAGONAL: 2"
OPTICAL COATINGS: StarBright XLT
SECONDARY MIRROR OBSTRUCTION: 114.3 mm
SECONDARY MIRROR OBSTRUCTION BY AREA: 10 %
SECONDARY MIRROR OBSTRUCTION BY DIAMETER: 32 %
OPTICAL TUBE LENGTH: 787.4 mm
OPTICAL TUBE WEIGHT: 45 lb (20.41 kg)

C14の改造方針

本日新横浜のBiCcameraで冷却ファンを探した。
まさにぴったりのHDクーリングファンがあった。
主鏡の側面2箇所対極180°に配置して
排気口を斜め上に向けて鏡筒沿いに
渦流を作る。
2次鏡から下に降りる流れを作る。
これで主鏡の熱を放散しコレクタプレートの
放射冷却をバランスさせる計画だ。
鏡筒はコルクと遮光紙で断熱性を高め
徐々に周辺温度になじむことが
もっとも合理的な解決であると
確信する。

2011/11/01

木星20111101

木星のベストショットが撮れた。

250㎜のニュートンとしては最高の出来だろう。
シーイングの悪い季節であるが
やはりカメラの性能が良くなったことがきいている。
DFK21AU618
ICCapture 30Fps Y800
FireCapture DebayerTool→ColorAVI変換VNG
Avistack2
Registax6 wavelet変換 denoise/deringing

プロセスが複雑すぎるのでもう一段の改良が必要か?
LRGBに挑戦しようとしているが
DMKで撮れている画像がいまだによくない。
これもさらにトライしよう。

2011/08/21

天文年鑑ずいぶんそろった(2011.8.21現在)

最近天文年鑑のバックナンバーを補充した。
それまでの手持ちと補充分をリストにした。
1968~1977はなかなか手に入りにくそうで
これはあきらめるか。
(1冊3000円レベルでもなさそうな感じ)
今回はすべてAmazon経由で手に入れた。

補充分 手持分

              1964
              1965
              1966
              1967

      1978
      1979
      1980
      1981
      1982
1983
             1984
             1985
             1986    ファミスコ発売
             1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
             2007
2008
             2009
             2010 
2011

2011/08/19

器材リスト(2011.8.19現在)

ここに機材をとりまとめておこう。

■MainTelescope
Newton 250㎜ FL 1906㎜ F7.624
■トリプレットEDAPO(国際光器)
AL80 F6.125 490mm F6.125 137㎜バックフォーカス
AL130 F6.15 800mm F6.15 141㎜バックフォーカス
  (オハラのガラスFPL-53 接眼部ストローク78㎜)

■双眼装置
ATM 双眼装置
WilliamOptics Binoviewer

■Eyepiece 双眼用 ×2
http://www.meade.com/catalog/meade_4000/meade_series_4000_01.htm
MEAD 4000Series SuperWideAngle 24.5mm  67°
MEAD 4000Series SuperWideAngle 18mm 67°
MEAD 4000Series UltraWideAngle   6.7mm 84°

TeleVue PowerMate 2× 2'
TeleVue PowerMate 2.5× 31.7㎜
TeleVue PowerMate 4× 2'
TeleVue PowerMate 5× 31.7㎜


■Reducer
Celestron 0.63×

■天体写真用望遠レンズ
Canon EF 200mm f/2.8L II USM
オークションで落札
Canon FD50mm f1.4

■Camera
NEX5 ASP-C 23.4㎜×15.6㎜
4592×3056(14M) 0.0051㎜(Pixel)
18-55㎜ f3.5-5.6
16㎜ f2.8

■Fileld of View
= 57.3°×SensorWidth/FocalLength
ex. 100mm H 13.41° V 8.94°

Camera
16㎜ 83.8×55.8°
18㎜ 74.5×49.7°
50㎜ 26.82×17.88°
55㎜ 24.38×16.25°
200㎜ 6.70×4.47°
Telescope
308.7㎜ AL80 0.63×
490㎜ 2.74×1.82° AL8  直焦
504㎜ AL130 0.63×
800㎜ 1.68×1.12° AL130 直焦