2018/04/30

火星 20180429


IR画像にもはっきりと-60度あたりで白い領域が見える。

南極冠のエッジが見えているのか?
 Ophir及びLunaeあたりにダストらしき白雲が認められる。
TharsisMontesが良く見えるが雲はない。OlympusMonsの北東から
AlbaMonsにかけてうすい雲がある。
視直径11.0”地上高度31

南極冠か南極雲か区別が難しいが
4月17日のDamianPeach氏の画像(ALPO)
ではクリアな南極冠が認められるので
そろそろ全周で明確になるだろう。

********************
********************
参考までに本日のデータをかなり強く画像処理を
したものがこれだがBrightリムの偽像が強い。
TharsisMonsのなかで南端のArsiaMons
が黒く見え頂上に白い雲があるように見えるが
何ともはっきりはわからない。
Ophirの雲はダストと見える。

2018/04/23

火星 20180422



SPHSouthPolarHood)は南極あたりが薄いようだ。
Eridania付近に濃い白雲。その西方向には明るい雲が
あるようだがリムの偽像があってはっきりと区別ができない。
TharsisMontesおよびOlumpusMonsに山岳雲が認められる。
視直径10.2”地上高度27度。

今シーズンベストの気流だったが高度の低いうちに
雲に覆われ2SetのLRGB画像のみになった。


2018/04/21

火星 20180420



Chroniumを中心に青雲がかかる。 
ZephyriaからMare Sirenumにかけて薄く霞み。
Olympus Monsが欠け際に見える。
視直径10.1”地上高度31
3セットのLRGBデータをWinjuposで合成した。


木星 20180420




STBGhost直後方の赤みのある明班の周囲に暗色の雲が取り巻く。
明班はわずかにMethaneBright
SSTBnA1-A2の間にバルジ、A1-A3にかけて
黒く縁取りのある白斑群が連なる。
NEBは大型の褐色を帯びた白雲群に覆われている。

好気流に恵まれた。

2018/04/14

木星 20180413




STBGhost直後方の赤みのある明班がMethaneBrightBAの小型の様相。
NEBの白斑群が大きく波状に広がっている。
今シーズンで一番のシーイングに恵まれたが短時間で雲に覆われた。
ほぼGPVで曇りの予想だったのであきらめていたが
夜半に空を見ると晴れていて星の瞬きが弱かった。
念のためTECでの冷却をしておいたのですぐに観測に入れた。

2018/04/11

木星 20180410


BAの暗い縁取りが顕著。Methaneで明るい。STBGhost後半の黒味が強い。
WSZ周辺の白雲が前後に流れて見える。
南中前に少しシーイングの良い時があった。
バーローの拡大率を試行錯誤している。

最適F値は理論的には撮像素子のPixelサイズ*5と
されているが今回はF24(*8.3)にしてみた。

2018/04/04

火星 20180403



NoachisおよびArgyreに雲がかかる。 
Chryse付近が少し明るい。
視直径8.7”地上高度28
透明度は低いが気流に恵まれた。