2017/04/05

C14 TEC 実装方法総括(1)

TECの実装は試行錯誤の連続で
なかなか納得の行く結果にたどり着かなかった。
ようやく実装方法の最終形にめどが立ったので報告する。


最終形は写真の通り。かなりスッキリした。
1.安定した密着性を保つためのCPU Cooler固定方法
2.CPU Cooler→TEC→C14の熱伝導の改善
3.断熱シート
にそれぞれ改善を加えた。
たどり着いてみればシンプルな解になったかと思う。

TEC3枚 一枚あたり3Aを流して環境温度より5℃以上低い
リアセル温度をキープできている。
夕方の大きな温度変化にも追随できる性能を出せている。


昨夕観測からの温度変化グラフを示す。
0:00 TEC OFF 約5.5℃の温度差(環境vsリアセル)
その後ドーム閉状態で成り行きの温度変化
16:40 TEC ON
17:35 環境温度と主鏡温度が並ぶ
環境温度のスパイクはノイズ。約一時間で
主鏡温度は環境温度を下回った。
環境温度より5℃以上はリアセル温度が
低い状態になっている。

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